サリー・ヴィッカーズ氏とキャリー・エッカーズリー氏は、リチャード・ドーキンス氏がAIボットとのやりとりに意識を見いだしたという趣旨の書簡への反論に応じました。両氏は、AIが人間のように振る舞うことから意識があると結論づけるのは、データに基づく推論としては単純だと指摘しています。人間が自らの意識を他者や物に投影する傾向は古くから理解されており、ジョン・ラスキンが「哀れな擬人化」と呼んだ考え方に通じると述べました。さらに、子どもが愛するおもちゃに命や感情があるように扱うことは観察されるが、そのことが危険につながるわけではないとしました。両氏は、人の反応を大量に収集したデータが意識そのものに等しいとする見方は「素朴で衝撃的」だとし、厳格な理性主義を掲げてきたドーキンス氏にとって特に問題だと論じました。
参照元:2026/05/16 「Richard Dawkins and the question of AI consciousness | Letters」 https://www.theguardian.com/technology/2026/may/15/richard-dawkins-and-the-question-of-ai-consciousness
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