AI観測(オブザーバビリティ)市場で、groundcover(グラウンドカバー)はクラウド外へテレメトリを出さない「BYOC」型アーキテクチャを軸に成長を加速しています。
同社はOne Peakがリードする資金調達で1億ドル(約1000万ドルではなく100 million)のラウンドを発表し、累計調達は1.6億ドルになりました。
groundcoverは支払い顧客が250社超で、過去1年の年次経常収益(ARR)を3倍にしたとしています。
同社は、AIエージェントの運用が進むことでログやトレースなどのテレメトリ量が急増し、従来の「データをサンプリングしてコストを抑える」前提が崩れると指摘します。
その上で、DatadogやDynatraceなど既存のSaaS型観測基盤は、ベンダー管理のインフラにデータ面を置く設計が中心だと主張しました。
groundcoverは顧客がAWS、Microsoft Azure、Google Cloudの自社環境にテレメトリの保存・処理を行い、同社はマネージドのコントロールプレーンとユーザー体験を提供するとしています。
価格はテレメトリの取り込み量ではなく、監視対象ホスト規模を基準にする方針です。
技術面ではLinuxカーネルのeBPFを自動収集の中核に据え、OpenTelemetry互換や統合的な全スタック観測、BYOCと組み合わせたと説明しました。
また「Agent Mode」で人が自然言語でログやメトリクス、トレース、Kubernetesイベントを調査できるほか、将来的に観測データをコーディングエージェントへフィードバックする考えを示しました。
同社は、観測がポストプロダクションの道具から自律運用のための継続的な文脈基盤へ移るとの見立てを強めています。
参照元:2026/08/01 「How is your enterprise tracking AI agent telemetry? Groundcover thinks it should never leave your cloud」 https://venturebeat.com/data/how-is-your-enterprise-tracking-ai-agent-telemetry-groundcover-thinks-it-should-never-leave-your-cloud
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