American Express(アメックス)は、AIエージェントが利用者に代わって買い物と支払いを行うための「Agentic Commerce Experiences(ACE)」開発キットを構築しています。
同社は、取引を自社の決済ネットワーク内で実行できる仕組みとしており、エージェント主導の取引を検証する閉ループ型の方式を採用しています。
ACEは、エージェント登録で身元と信頼を確立し、利用者のアメックス口座をエージェントに紐づけて行為の許可を与える「アカウント有効化」を行います。
さらに利用者が実行したい内容を定義すると、システムは「意図契約」を生成し、意図を証明する「Intent ID」と「Proof of Intent Token」を発行します。
決済では、利用者が商品代金を支払う際に、意図と制約に紐づく単回使用トークンを用い、例えば上限額を超える購入を不可にします。
最後に、エージェントが提出したカート内容と利用者の意図を照合する「カートコンテキストと検証」を提供し、異なる場合の説明可能性を高める狙いです。
一方で、検証の実装プロセスはブラックボックス性が残り、信頼や監査性の課題が指摘されています。
アメックスのルーク・ゲブ(EVP兼グローバル・イノベーション責任者)は、発行体としての視点がエージェント商取引の信頼と安全を前進させる「欠けていた要素」だと述べました。
参照元:2026/05/05 「Inside AMEX’s agentic commerce stack: How intent contracts and single-use tokens enforce AI transactions」 https://venturebeat.com/orchestration/inside-amexs-agentic-commerce-stack-how-intent-contracts-and-single-use-tokens-enforce-ai-transactions
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