Salesforceは、企業の業務プロセスが原因でエンタープライズAIエージェントの実行が崩れる問題に対処する新しい「Agentforce Operations」を発表しました。
同社は、バックオフィスのワークフローをエージェントが実行するタスク群に分解し、ユーザーが自社プロセスをアップロードするか、Salesforceが用意するブループリントを利用できるとしています。
Salesforceのプロダクト担当上級バイスプレジデントのSanjna Parulekar氏は、顧客観察から多くの企業ワークフローはエージェント向けに設計されておらず、要件定義書の不整合がプロセスの不具合につながると述べました。
同氏は、プロセスをより明示的な手順へ分解し、決定論的な構造を与えることで、エージェントが担当する具体的な作業を理解しやすくなると説明しました。
また、同システムは実行の観測性をセッション追跡モデルで提供し、人による確認も組み込めるとしています。
一方で、ワークフローをコード化すること自体は不具合の解決ではなく、欠陥手順を拡大して固定するリスクがあるため、プロセスの所有や検証、更新責任を明確にするガバナンスが必要だと指摘しました。
AsymblのBrandon Metcalf氏は、人とエージェントが同じゴールを共有し、成果の管理責任を誰かが負う必要があると述べました。
エージェントの推論力ではなく、下支えとなるワークフローの整合性がボトルネックになるとの見方を示しています。
参照元:2026/05/02 「Salesforce launches Agentforce Operations to fix the workflows breaking enterprise AI」 https://venturebeat.com/orchestration/salesforce-launches-agentforce-operations-to-fix-the-workflows-breaking-enterprise-ai
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