米国の大手タレントエージェンシー、United Talent Agency(UTA)のクリエイター部門を率いるAli Berman氏とRaina Penchansky氏が、フランス南部カンヌの広告祭で収録した米メディア「Decoder」内の対談で、クリエイターの事業化の実態を明らかにしました。
両氏はUTAがCharli D’AmelioやMarkiplierら大規模インフルエンサーを代理し、従来のハリウッド型の単なる仲介ではなく、マネジメントと連携してP&Lを含むキャリアの全体設計を担うと説明しました。
また、プラットフォームのアルゴリズム変化に左右されないため、マルチプラットフォーム化や自社のダイレクト関係、イベントや物販など現実の体験づくりを重視する方針を語りました。
AIについては脅威一辺倒ではなく、制作負荷を下げる機会とも捉えつつ、合成コンテンツやディープフェイク等による肖像・声の悪用への保護も課題だとしました。
さらに、商品を直接売る際にファンとの関係が崩れる「インフルエンサー・クリフ」を踏まえ、コンテンツに自然に組み込めるかを判断軸に据えると述べました。
UTA側は90%の提案を断り、少数の勝ち筋に集中する意思決定や、コンテンツの速度に合わせて戦略を更新する運用も紹介しました。
(対談は軽く編集されています)
参照元:2026/07/07 「Inside the big business of the creator economy, with the agents making it happen」 https://www.theverge.com/podcast/961603/raina-penchansky-ali-berman-dba-uta-influencer-cliff-marketing
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