NVIDIAの研究チームNVlabsは、RustのコードからCUDAのSIMT GPUカーネルをPTXへコンパイルする実験的コンパイラ「cuda-oxide」を公開しました。
開発者は#[kernel]属性を付けたRust関数を記述するだけで、CUDA向けのデバイスコードをC/C++のドメイン固有言語やFFIなしで生成できます。
cuda-oxideはrustcのコード生成バックエンドを独自に実装し、RustからStable MIR(rustc_public)を取り出してPlironで中間表現に変換し、LLVM IRを経由してllcがPTXを作成します。
ホスト側とデバイス側のコードは1つの.rsファイルに共存し、cargo oxide buildでホストバイナリと.ptxファイルが同時に生成されます。
また、barrier命令の意味を保つためJumpThreading最適化をデバイスコードでは無効化し、同期プリミティブはconvergentとして扱います。
Linux(Ubuntu 24.04)での利用が前提で、Rust nightly、CUDA Toolkit 12.x以降、LLVM 21以上などの環境要件が示されています。
参照元:2026/05/10 「NVIDIA AI Just Released cuda-oxide: An Experimental Rust-to-CUDA Compiler Backend that Compiles SIMT GPU Kernels Directly to PTX」 https://www.marktechpost.com/2026/05/09/nvidia-ai-just-released-cuda-oxide-an-experimental-rust-to-cuda-compiler-backend-that-compiles-simt-gpu-kernels-directly-to-ptx/
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