Anthropicは6月9日、AIモデル「Claude Fable 5」と「Claude Mythos 5」を発表し、Mythos級の能力を初めて広く提供するとしました。Fable 5は一般ユーザー向けの主力で、ソフトウェア開発、ナレッジワーク、視覚、科学研究、長時間タスクで既存の一般提供モデルを上回るとしています。
一方、Mythos 5は先行して限定公開していたMythosモデルのアップグレードで、サイバーセキュリティ分野の提携先や一部の生物系研究者など承認済みユーザー向けです。
Fable 5は同じMythos級の基盤能力を用いながら、新たな安全策で高リスク領域の要求を検知すると、より制限の強い「Claude Opus 4.8」にルーティングすると説明しています。
対象はサイバー、バイオ・化学、モデル蒸留の試みで、ルーティング時にはユーザーに通知するとしています。
同社はFable 5のセッションの95%以上がフォールバックなしでFable自身の応答で完結し、1,000時間超のテストで「ユニバーサル・ジャイルブレイク」は見つからなかったとしています。
価格は両モデルが入力100万トークン当たり10ドル、出力は50ドルで、Fable 5はWebやアプリ、APIで即日利用可能です。
サブスクでは、ProやMaxなどに6月22日までFable 5を追加料金なしで含め、6月23日以降は利用クレジット制に切り替える計画です。
企業向けでは、SWE-bench Proで80.3%とし、Stripeは約5,000万行のRubyコードベース移行を1日で完了したとコメントしています。
同社はOpusを超える階層としてMythos級を位置付け、危険なデュアルユース能力はアクセス制御で分離する方針を示しました。
参照元:2026/06/10 「Anthropic brings Mythos to the masses with Claude Fable 5, its most powerful generally available model ever」 https://venturebeat.com/technology/anthropic-brings-mythos-to-the-masses-with-claude-fable-5-its-most-powerful-generally-available-model-ever
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