アンソロピックは、Claudeの性能劣化が報告されていた件について技術ポストモーテムを公開し、原因がモデル本体ではなく周辺の「ハーネス」変更にあったと説明しました。
開発者コミュニティでは、Claudeが持続的な推論が弱まり、幻覚が増え、トークン消費が増えたとの声がGitHubやX、Redditで広がっていました。
アンソロピックは当初「意図的な劣化はない」としつつも、APIと推論(inference)層は影響していないことを確認したとしています。
同社は、推論のデフォルト設定をhighからmediumへ変更したこと、3月26日に出荷したキャッシュ最適化のバグで「思考履歴」が毎ターン消えたこと、4月16日にシステムプロンプトの冗長性制限を追加したことでコーディング評価が下がったことの3点を挙げました。
影響はClaude CodeのほかClaude Agent SDKやClaude Coworkにも及び、Claude APIは除外されました。
アンソロピックは、推論設定と冗長性プロンプトの変更を戻し、v2.1.116のキャッシュ不具合も修正したとし、再発防止として内部での実ビルド検証や評価手順の拡充、監査しやすい変更管理、加入者の利用上限リセットを実施するとしています。
参照元:2026/04/24 「Mystery solved: Anthropic reveals changes to Claude’s harnesses and operating instructions likely caused degradation」 https://venturebeat.com/technology/mystery-solved-anthropic-reveals-changes-to-claudes-harnesses-and-operating-instructions-likely-caused-degradation


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