AnthropicのCEOダリオ・アモデイは、リチャード・ローズ氏の著書『The Making of the Atomic Bomb』を自社従業員の間で重要な書として挙げています。ローズ氏は西アメリカの自宅で取材に応じ、アモデイらのAI開発が「文明の転換点」だという認識に対し、技術のたびに起きる道徳的な過熱や不安が繰り返されてきたと指摘しました。ローズ氏は、石炭利用の初期に説教師が「悪魔の糞」と呼んだ例や、自動車の登場時の抗議を挙げ、新技術は暗い面と明るい面を持ち、社会・法・文化の統制で人間の所産へと変わると述べました。アモデイは、AIが文明に「本当に本当に悪い」結果をもたらす確率を25%と見積もり、安全文化を重視してきたとされています。データセンターで学習に使うチップ群の安全性を日々意識し、過去にはインターネットから切り離したエアギャップ端末で初期のメモを作成して遠隔侵入を防いだとも報じられました。ローズ氏はアモデイに会ったことはないものの、昨年サンフランシスコで従業員ブッククラブに講演し、技術の見方に別の視点を提供したとしています。
参照元:2026/08/09 「Visiting Anthropic’s Favorite Atomic Author」 https://www.theinformation.com/articles/visiting-anthropics-favorite-atomic-author
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