Anthropicは、プロダクト版の「Claude Design」を大幅にアップデートし、デザインシステム準拠の強化やClaude Codeとの往復連携、トークン消費の改善に取り組むと発表しました。
同社は4月に「Claude Design」を研究プレビューとして公開し、初週に100万人超の利用を集めた一方で、利用者が短時間でトークン上限に到達する問題が指摘されていました。
具体例としてPCWorldのレビューでは、30分程度で週次のClaude Pro枠の80%を消費し、同一ページ試作のバリエーションが3つしか生成できなかったと報じられています。
今回の更新では、GitHubリポジトリやデザインファイル、アップロードからデザインシステムを取り込み、生成結果をデザインシステムに照合して自動修正する機能を導入しました。
大企業向けには管理者ロールを追加し、承認済みの標準デザインシステムをロックして、社内ガイドラインからの逸脱を抑えるとしています。
また、Claude Codeとの双方向連携として、Claude Code側で「/design-sync」によりローカルコードベースのデザインシステムをClaude Designへ取り込み、出力準備ができたらClaude Codeへハンドオフできる仕組みを提供します。
逆方向でも「/design」で開発者がデザインプロジェクトを作成・編集・同期でき、デザイナーとエンジニアの作業の断絶を減らす狙いです。
トークン面では、Claude Designの利用上限をチャットなど他製品と共通化し、1ターンあたりの平均消費を抑えつつ品質を維持し、エラー率も低下したと説明しています。
さらに、AdobeやCanva、Vercelなど9つのエクスポート先を追加し、作業の「終点」ではなく「起点」として位置づける方針を示しました。
Anthropicは、Claudeを企業の業務システムに組み込む拡大戦略の一環として、デザイン・コード・ナレッジワークをまたぐ統合を進めています。
参照元:2026/06/18 「Anthropic ships major Claude Design overhaul with design system imports, code round-trips, and a fix for its token-burning problem」 https://venturebeat.com/technology/anthropic-ships-major-claude-design-overhaul-with-design-system-imports-code-round-trips-and-a-fix-for-its-token-burning-problem
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